コーヒーは、産地によって製法も豆の種類も違っていて、コクや酸味など味にも違いがあります。
コーヒーに詳しくなくても、あのお店のコーヒーの味は好きだけど、あそこの喫茶店のは苦すぎて飲めないとか…よくありますよね。
見た目は同じだけれど、味も香りも全然違うコーヒーって知れば知るほど奥が深いです。
今日は、有名な4つの地域のコーヒー豆についてご紹介していきます。
コーヒー豆の産地と特徴を知れば、もっと自分好みのコーヒーが見つかるかもしれません♪
ブラジル
世界最大のコーヒー生産国でもあるブラジル豆は、アラビカ種が7割となっています。
ブラジル豆の特徴は、天日乾燥させてから果肉を除くナチュラル製法で作られていることです。
シンプルな生産方法なので、果肉の品質がダイレクトに味に反映されるため、高品質な豆の栽培に力を入れています。
コロンビア
生産量は世界で3位となるコロンビアは、気候条件や地形が地域によってまったく違います。
そのため、生産地域ごとにコーヒー豆の味わいが変わるというのが特徴ですね。
生産方法は、完熟した実を収穫後、果肉を除去して水洗いし、乾燥させるというウォッシュド製法です。
完熟豆なので、コクがありながらも甘味があり、フルーティーな味わいがあるのも特徴ですね。
グァテマラ
グァテマラも、コーヒー豆の種類でよく見かけますね。
グァテマラ豆の特徴は、コーヒーの木がシェードツリーという高い木の下で栽培されていることです。
コーヒーの木を太陽に当てすぎないから、じっくり豆を完熟させられます。
コロンビアと同じウォッシュド製法で、この豆もフルーティーなテイストで女性に人気です。
インドネシア
世界有数のコーヒー生産国であるインドネシアは、マンデリン種やトラジャ種など世界で高い評価を得る豆を栽培しています。
インドネシア豆は、果肉を除去したあとの乾燥期間が短く、半乾きのまま脱穀するのが特徴です。
水分量が多いので、コーヒー豆のオパールと言われるほど深緑をした豆というのも特徴ですね。
ハワイ
世界三大コーヒーの一つとなるハワイのコナコーヒーは、ハワイ産のコーヒーの中でも最高峰の品種です。
ハワイのコーヒー豆は、標高が低い地域で育った木から収穫されるのが特徴です。
低い標高で栽培することで、適正な日照量や降水量を確保しながらも、昼夜の激しい温度差によって引き締まったコーヒー豆が栽培できるのですね。
まとめ:旅するコーヒー豆
普段何気なく飲んでいるコーヒーだけど、実はいろんな国から旅してきているのですね。
豆それぞれに育つ環境の違いがあって、その土地にあった製法によって美味しい豆に育つのですね。
小さな小さな豆だけど、ここまで来るのにいろんな経験を経ているんですね。
そう思うとなんだかいつも飲んでるコーヒーの風味が増してきたような!?
また新たなお気に入りを求めて違う産地のコーヒーを楽しんでみるのもいいですよ。